編集協力を担当いたしました、『奇跡を呼ぶ100万回の祈り』が好評発売中です。
東日本大震災は、私たち日本人に何を伝えようとしていたのか。これからの時代、私たち日本人はどのように生きていけばよいのか。
それが、この本のテーマです。
著者は、科学者として半世紀にわたり、遺伝子の研究を続けてきた筑波大学名誉教授の村上和雄先生です。本書の編集協力にあたって、お目にかかった村上先生は、「この世の中には人知の及ばぬことがあるたくさんあるんです。そのひとつが、生命の誕生です。どんなに科学が進歩しても、生命をゼロから作ることはできません」と教えてくださいました。
ダライ・ラマ14世から寄せられた、帯の推薦文です。
「村上氏の考えは宗教と科学の垣根を越え、すべての読者を調和の世界へと誘うであろう」
もうすぐ。あの日から、4カ月がたとうとしています。
混沌とした状況が変わらず続いています。そして、私たちはどんな風に生きていけばいいのか、見失ってしまう瞬間があります。
「節電もしている。募金や寄付もした。でも、もっと何かできることがあるのではないか?」
「ただ、日々をこうして過ごしているだけで、いいのだろうか?」
そんな風に考えてしまう、という方に。是非、読んでいただきたいです。
遺伝子研究を続けてこられた著者が教えてくれた、震災をきっかけにして、私たち日本人の遺伝子のスイッチがオンになった、というお話は、多くの方々に読んでいただきたいな、と思っています。