この1週間、いかがお過ごしでしたか?
私は「なんだ、かんだ」とあっという間に過ぎた一週間でした。着物を着る機会が作れず。ちょっと残念。このフラワーベースは、近所の雑貨店で見つけたものです。アイアン製で、小鳥さんが可愛くて一目ぼれしました。「玄関にお花を絶やさないようにする」という、密やかな今年の目標のために、役立ってくれそうな小鳥さんたちです。
先週、リーディングを受けてきました。で、「今年は楽しく暮らしていい年です!」という、嬉しいお言葉をいただきました。仕事も楽しく。恋も楽しく。「楽しければいいじゃない?」ぐらいのノリでも、今年は許されるそうです。
スピリチュアルなものの是非はおいといて。
人から「楽しければいいじゃない?」と言ってもらって。かなりホッとしました。
自分でも薄々、『楽しければいいんじゃないか?』とは思っていた。けれど、人から肯定してもらえるのと、自分で思っているだけなのとでは、大違いなんですよね。
そして、『アタシ、どんだけ気を張って生きてたんだ?』とあらためて、気付いたのです。
恋愛関係もね、心の片隅のあたりがチクチク痛んでいるわけですよね。『どうして、私は、一人の男性と長く関係を築けないのだろう?』って。まあ、お付き合いをすると短くても、2~3年ぐらいは続くんですけどね。長いと8年ぐらいかな? でも、「永遠」(→とわ、って読んでね)はムリなわけですよ。
『みんなができることが、できてない私』
コンプレックス、というほどではないけれど、『ダメなアタシ』と思っていたんですよね。
それに関しても、ラクになりました。薄々、思っていたんですよ。『私は、恋愛が長続きしない、そういう性分なのではないか?』って。
やっぱり、そういう性分だった…。
しかも。男性から、自分に必要なものをチューっと吸って、吸い取るものがなくなったら、「もう、いらない」と気持ちが冷めていたという、じつは、大変、悪い女だったという事実が発覚。
あ、マネーは吸い取っていませんよ。念のため。
そんな女ですが、恋は得意です。恋に落ちるのが得意というか、好きというか。
恋と恋愛は別物ですよ。恋愛は相互関係が必須であるけれど、恋は片思いでもいいわけですから、常時、恋をすることは物理的には可能なわけです。
なのに。若い女の子なのに。恋してない人が多いですよね。
カップルにはなりがたるのに。聞けば、ここ数年、恋すらしてないという。
それでは、恋愛はできないと思うのです。片思いだったり、「ちょっと、いい感じ」みたいな状態だったり、とにかく、友情以上、恋愛未満みたいな、ワクワクやドキドキがあるからこそ、そのふたりが恋愛関係に発展できるのではないでしょうか? と思うのですよ。何歳になっても。
恋すると、心がオロオロしちゃいます。ちょっとしたメールで一喜一憂するし。ふいに流れてきた歌で涙ぐんじゃったりもするし。夜空も頻繁に見上げちゃうし。オロオロなんだけども、すっごく楽しい。
まあ、そんな性分なので、「恋多き女」と思われたりするんですね。若い女子には「恋をしろっ」とアドバイスしたりしてるわけですが、そうはいっても、「20代ならいざしらず。30代後半のワタクシが恋を謳歌するのも、いかがなものか?」と思っていたんですよね。不毛なものも少なくないので。
でも、今年は楽しければOK! あと、10ヶ月以上あるじゃない? 今年。楽しんじゃっていいのよ? アタシ!ウキウキよ!
というわけで。恋のために、着物で女子力アップに努めようと決意した次第。
先日、ある知人男性から「栗原さんのように着物をバリッと着ているような女性は恋愛関係も充実しているのでは?」というようなことを言われたのですが…。着物って、決してモテコスチュームではありません。「着物を着ている君にクラクラ」という男子は、めったにいないと思います。
近寄りがたい、と思われる可能性も否めません。
異性から興味を持ってもらえるとしたら。
「着物を着ることができる、ちょっと格のある女」という視点です。要するに、「女子力が高い」と思ってもらえる、ということですね。
確かに、女子力は高まります。身のこなし、所作が美しくなります。着物ですと、前屈ができません。落ちたものを拾うとき、おのずとヒザをまげてしゃがんで拾わなくてはならない。
しゃがんで拾ってみてください。エレガントじゃないですか?
こういう動作に男子はグッとくるのですよ。
「着物って動きにくい」
その通りです。そこが、ミソなのです! 動きにくいから、上品な動きができるようになる。それを男子は「人間性として品がいい」と勘違いしてくれる、のです。
恋って勘違いが大切ですからね。勘違いから生まれる恋ってありますからね。
「でも…」
って今、思った人! 「でも」は封印しましょうね(笑)
恋をすでにしている人、パートナーがいる人でも、女子力は必須です!
ええと。話があちこちに飛びましたが…。
今日、書きたかったのは。
「いいんだよ」って言ってもらえることが、どれだけ救いになるか、ということ。
「ありのままの自分」を認めて受け入れることで、前に進める、ということ でした。
いろんなことを書き散らしましたが…。
たくさんのコメントをありがとうございます。お返事はあらためて!
ゲンさん。着物の女性にクラクラするのは、オッサンですね。限りなく還暦に近いジェネレーションです。
お世辞でも、「ステキですね」って言ってくれる男子はいますね。あと、サービス業の人たちは着物の女性に親切ですね。ホテル、レストラン。もう、格別の扱いをしてくれるのでたまりません。そういう扱いを受けておくことも、女子力アップになりますよね。
投稿情報: 栗原貴子 | 2008/02/14 15:55
こんにちわ!毎日寒いですね。
恋心はいくつになっても持ってたいです。
今だってしてます。まったく発展性はないですが(苦笑)自分だけで勝手に盛り上がってます。
だって考えるだけで毎日楽しいんだもん。
着物の女性にクラクラしてくれる男子なかなかいませんね…返って構えられちゃいます。
私は例えお世辞でも「色っぽいな~」って一声言ってもらえるだけで幸せです。
それだけでも女子力UPに繋がってる気がします。
投稿情報: ゲン | 2008/02/13 14:01
貴子さん、こんにちは!
根っから楽天的体質の私は、スカレート・オハラのように「明日は明日の風が吹く~」が信条です。
自分の人生一度きり、人様に迷惑をかけない程度に楽しんでもいいんじゃない?
恋心も大事ですよね。
対男子だけじゃなく、色んなものやことに恋心を持って望みたいと思ってま~す。
投稿情報: まるにゃん | 2008/02/11 13:03