6月2日(月)、『ドイツワイン基金駐日代表部』主催、『InRed』協力で催された、『初夏の着物で楽しむドイツワインの夕べ』に出席しました。その詳細は、7月発売の『InRed』をお楽しみに!
その日の着物姿をご紹介します。
夕暮れ時を過ぎていたので、暗いですが…。ベージュ地に細い格子の単衣の大島紬です。帯は麻素材。着物がシンプルなので、帯をアクセントにしました。
6月のこの時期、コーディネートが悩ましい季節です。着物だけでなく、帯、帯締め、帯揚げ、半襟にも「夏物」がありますが、全部、夏物にしたほうがいいの? とか。いろいろ悩ましいもの。
小物の季節にも細かいルールはあるのですが、それを守るには、かなり小物を充実させなくてはなりません。でも、格式ばった席でない限り、私は「清涼感のある着こなし」という目線で考えるようにしています。6月は湿度が高く、ジメジメした季節ですから、見た目が暑苦しくなるようなコーディネートは避けたほうが無難でしょう。また、衣文が抜けていないと、真夏にタートルネック的な「暑そう」な風情になるので、こぶしひとつ分、抜くようにします。
6月は雨も多くて、着物にとって、あまり嬉しくない季節ですが、そんな時期だからこそ着物姿は注目されます。雨にも負けず、湿気にも負けず、着物を楽しみたいです!