岡山出張のため、1週間、実家に風太を預けておりました。その間、風太はなにをどうしたのか、眼球を怪我。右の眼球が白濁していて、実家の人たち曰く、「気付いたら、こうなっていた」とのこと。
21日(日)。自宅近所の病院に連れてゆくと、「傷が炎症をおこしていて傷が深いですね。人間ならば歩けないほど痛いはずです」と獣医さん。私を動揺させまいとしているのか、言葉を選んで淡々と話してくれるのですが、獣医さんの話をつなぎ合わせると、失明の可能性がある、ということでした。
動物病院で炎症を抑える注射をヒップにプスリ。軟膏状の目薬と炎症を抑える飲み薬の処方を受けて帰宅したのですが…。1日3度の点眼と2回の投薬で回復できなかったら、失明してしまうという現実にしばしボンヤリしてしまったのでした。
風太は1月で6歳になります。犬の6歳というと、かなりのオッサンですが、片方とはいえ視力を失うにはまだ、早い年齢です。でも、先週の出張で「八回連続大吉を引く」という、幸運に見舞われた私の強運力を信じ、「絶対に良くなるからね」と点眼と投薬にいそしみました。
次の受診は25日。この日の診察の結果で、今後の経過、つまり「失明のリスクが本当にあるのか?」が分かるのです。もう、クリスマスどころではありません。
ところが、治療を始めた翌日から効果が出始め、メキメキと回復する風太。2日ほど「僕は安静にしているよ」といわんばかりに1日中、寝ていたのですが、3日後には「お散歩行きたい」とリクエスト。素人ながらも、「大丈夫そうだなあ」という期待に安心しつつ、再診の日を迎えたのでした。
目にクスリを入れて傷の具合をチェックする検査をした後、「良くなりますよ」と獣医さん。『ああ、やっぱり私は強運なのだ! 神様、ありがとうございます!』と心の中で神様にお礼をいいました。
次の受診は30日。28日現在、素人目にも「もう、大丈夫だな」という状態に回復しています。
それにしても。ドキドキの一週間でございました。
今年は暦の都合なのか、未だに、御用を納められずにおります。ドキドキも重なって、年賀状もほぼ、手付かず。多分、三が日に書くことになりそうです…。
秋頃から、多忙を極めており、コメントへのお返事もろくにできずに申し訳ございませんでした。コメントを嬉しく、そして励みに頑張っておりました。
そして、ご愛読をありがとうございました。来年も何卒、よろしくお願い申し上げます。
2009年が皆様にとって、素晴らしい1年になりますことを心よりお祈り申し上げます。
栗原貴子