13日の金曜日。「awai」さんへ出かけました。毎日、着物を着ている支配人・木下さん曰く、「男性の着物はモテますよ」とのこと。
羨ましくてたまりません。
なぜならば。私の着物歴もかなり長くなってきましたが、「今のお店でいくらもらってるの?」と聞かれたり、「お店どこ? 今度行くから」と変なオッサンがつきまとってきたり、「一緒に写真を撮って」と外国人が群がってくるという経験しかありません。
これらの体験を「モテている」にはカウントできないだろう、と思うのです。
そりゃ、着物姿でホテルにお茶をしにいけば、洋服のときとは比べ物にならないぐらいの丁重なおもてなしを受けたり。レストランでは常連でもないのに、いいお席に案内していただけたり。年に数えるほどしか行かないお店でも、すぐに顔と名前を覚えていただき、まるで常連のような気分になれたり、と女子の着物にもたくさんの嬉しい特典がありますよ。
でも、「モテますね」とは言えません。
私が期待している「モテ」のハードルが高すぎるのでしょうか?
「モテる」とはどんな現象のことを言うのでしょうか? などと、「モテ」の定義を考えたりして。
15日(日)は、知り合いのカメラマンに風太の写真を撮影してもらいました。意外なことに、風太は犬のモデルとしての素質があることが判明。以前、プロのモデル犬の撮影を経験したことがあり、そのプロモデルワンコと比較したら、風太はまだまだ。でも、初対面の人や初めての場所でも物怖じせず、ストロボやカメラを怖がらず、バック紙の前でOK出るまで座っていられるのです。
やるじゃん。風太。
最後に、風太と私のツーショット写真を撮ってもらいました。よく考えたら、風太との写真は数えるほどしかないので、よい記念になりました。
もっとたくさん、一緒に写真、撮っておいたほうがいいのは分かっているのです。
でも、私は風太がいなくなっちゃったら、一緒に撮った写真を見るのがツラくなるのだと思うのです。だから、今日、撮ってもらった写真があれば、それでいいなって思うのです。