原稿執筆のため、自主的に自宅軟禁生活を送っております。バンテリンのおかげで、腱鞘炎の気配は消えました。「ありがとう、いい薬です」というCMのコピーになるほど、納得。
原稿に集中していると、とても脳を使うようで、脳疲労がすさまじいです。脳の休息方法は睡眠しかないと聞きますが、まさにその通りです。睡眠時間が異常に長くなりますね。
去年の夏ごろに「DS、使ってないなら、借りていい?」と実家からDSを借りてきたものの、持ち帰ってきてから一度も起動してません。脳トレする余力がないのです。そんなことしたら脳がオーバーヒートします。
そんなわけで、着物に袖を通すこともできず。
軟禁シフトにはメリットもあります。仕事の合間に家事ができるので、家がキレい。洗濯物もそつなくこなせるし、気分転換に掃除をしたりできるのもよい。
ただ、パグ犬風太との関係が煮詰まってくるのが玉に瑕なのです。
「おかあさん、お散歩いこ~」
「おかあさん、ドッグカフェにいこ~」
と、度々、誘ってくるのです。「あのね、風ちゃん。おかあさん、ヒマそうに見えるかも知れないけれど、忙しいのよ」と言ってもムダ。パグ犬はその犬種の特性として「頑固」というのがあるのですが、ご多分に漏れずうちの風太もかなり頑固。一度、「いこ~」と言い出したら、行くまで後に引きません。絶対に願望を成就させる、その意志の固さ。お母さんもそのぐらいわがままが言えたら人生が変わっていただろうにね。
『引きこもり状態の私を外に連れ出してくれているのだ』と思えるときはいいのです。確かに、お散歩は気分転換になるし。でもね、そうも言ってはいられないときがあるものです。
今月はほぼ、軟禁状態で暮らすことになりそうなので、先が思いやられます…。