仕事の合間に、念願叶って夜桜を楽しむことが出来ました。永遠に閉じ込めておきたくなるような、美しくて幸せなひと時でした。
この日、着ていた着物は紺地に黒い松竹梅の模様の入った「密かにおめでたい柄」のもの。今、90歳の祖母の着物を寸法を直して着ている一枚です。祖母がいつ頃、この着物を作ったのか分かりませんが、世代を超えて着ることができるのも着物の魅力のひとつですね。
日本人に生まれたこと。辛うじて、着物という文化が残っている時代に生まれることができて、本当に良かった。100年後、この国に生きる人たちが、着物姿でお花見をすることが当たり前になっていて欲しいです。