昨日、近所の小学校で盆踊りがあったようで。浴衣姿のティーンのお嬢さんたちがたくさん、町にいました。
みなさん、あまりにも浴衣が乱れており、一体、どれだけ激しい盆踊り大会だったのか? とドキドキしてしまいました。「振り付け、こうだっけ?」とおさらいしているのを目撃するに、お嬢さん、それは花笠音頭です。
観察の結果、「浴衣の乱れの法則」を発見いたしました。
①おはしょりの乱れ
②補正をしていない上に姿勢が悪い
③帯の結び方が甘い
一番、致命的なのが「姿勢の悪さ」です。姿勢が悪いから、胸元が崩れ、帯が緩むのです。それにしても、若い人があんなに姿勢が悪くて、大丈夫なのでしょうか? 10年後、20年後、確実に病人が増えそうです。この国の未来が危ぶまれます。
着物とは、「放っておくと姿勢が悪くなってしまう」という民族性のある日本人が、姿勢が悪くならないようにと考案した衣装なのかも知れません。
これからどんどん、浴衣を着る機会が増えるかと思いますが。くれぐれも、美しい姿勢を心がけていただきたい、と心の底から思ったのでした。
写真は、風太の「は~い」です。