3月14日、銀座のファロ資生堂にて行われた、東京きもの倶楽部の着物部のトークイベントを無事、終えることができました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
このようなイベントの機会を設けていただいたりと、何かと「着物づくし」な毎日を送っております。文筆業という、いわゆるライター、コピーライターのお仕事もしているのですが、こうしたジャンルの仕事が今年に入ってから、偶然にも「着物を取り上げる」ということが多く、ふと気がつくと毎日、何かしら着物に関わっているような今日このごろです。
こうしたお仕事を通じて、着物になじみのない方を呉服屋さんにお連れすることが多いのですが、みなさんが、魅了されている様子を見るたびに嬉しくてたまりません。着物や帯は、衣類の枠を超えた芸術的なものでもあるのですが、そこに気づいていただけるのが嬉しいのです。まるで、私が作ったかのように「素晴らしいでしょう?」とつい、自慢。
帯のお太鼓部分の柄の写真撮影をしていたら、「絵画ですね」という話になり、昔は赤坂の芸者さんなどは、汚れてしまって使えなくなった帯のお太鼓の部分を切り取って額装していたんですよ、というお話を呉服店の方からうかがいました。
コメントもありがとうございます。
お返事ができないのに、コメント欄を設けているのは失礼だなあ、と思いつつ。でも、嬉しく拝見しております。『InRed大人女子お着物倶楽部』(宝島社)はおかげさまで、ご好評をいただいております。プロフィールの夜景の写真は、フィレンツエにて撮影のものです。じつは、あの写真撮影時、めちゃくちゃ寒くて涙目になっており、それがまた、ドラマティックな雰囲気となった、という撮影秘話があったりもする一枚なのです。
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