時代劇ワークショップに【演技コース】と【教養コース】、二つのコースができました!
演技コースは、その名の通り、演技を学ぶコースです。教養コースは、演技だけでなく、脚本家とか作家とか、物書きを目指している方も対象とした内容です。
「小説家になりたい」、「脚本家になりたい」。物書きを生業としておりますと、そういう声もよく耳にします。
物語を書く、という作業は「自分の経験」が不可欠です。ファンタジーやSFと呼ばれるジャンルであっても、感情の機微を描くときには自分の経験値が問われます。想像力がどれほど豊かでも、人間を描くときには、自分の経験の範囲でしか描けないと思うのです。巧みな文章力でなんとか、形にできたとしても、経験のある人からみれば「ツメが甘い」ということが多々あるものです。
多くの作家や脚本家は、自分の知らない世界についての作品を書くとき、その世界を取材します。豊富な取材によって生まれた物語には、芯というか、安定感がある。だから、面白い。
さて。これから、物書きとして作品を作りたい、という方も多いことでしょう。でも、ミステリーや恋愛といったジャンルは狭き門でもあります。なにかの公募に応募しようとしても、倍率は高い。
また、テーマとして「他の人と同じようなもの」を選ぶのは、あまり得策ではありません。他の人が書かないようなこと、書けないような「自分だけの何か」で勝負をしたほうがよいのは言うまでもありません。
そんなとき、注目してほしいのが「時代もの」というジャンルなのです。
若きに担い手はそう、多くない。時代ものを書くには、歴史や文化などの知識が欠かせませんが、そうしたスキルを持ちつつ、物語が書けるという人は、じつはそう多くはないのです。
物語を書ける、というのは才能です。
でも、「時代ものを書く」ための「知識」は努力で身につけることができるスキルです。そして、そのスキルを身につけられるのが、新しく開設した【教養コース】です。
ちょっと、のぞいてみてやってくださいね! →こちら!