一昨日、風太に会いに実家に行きました。お散歩コースの総持寺に春の花が彩りを添えていました。
とっても穏やかな空気が流れていて。長いお散歩をしてしまいました。
これからは、桜が見ごろを迎えます。
総持寺の正門の近くには、桜餅の葉っぱ、オオシマザクラがあって、ふわっと桜餅の香りがするんです。毎年、その桜餅の風を感じるのが、ちょっぴり楽しみでもあったりして。
穏やかな日差しの中、花を眺めながらゆっくりとお散歩するのって、こんなに心地よかったんだなあ、とあらためて感じました。
当たり前だと思っていた風景だけど。本当はすごくすごく、素敵なことだったんですよね。
着物の文化も、美しい四季が巡る日本だからこそ、成熟したという一面があります。四季を愛で、そこから影響を受けて文化を創ってきた、古の日本人がいたからこそ、今の私たちがあるのだということ。頭では分かっていたけれど、心からそのことを「すごいことだなあ」とシミジミ感動しました。