着物道に足を踏み入れた20代前半が、ふた昔近く前のことになり。ワタクシも年齢を重ねてきたわけですが。着物姿に”異変”が起きてきますね。さすがに。
今まで、OKと思っていた着物と帯の組み合わせが、すごくおばさんっぽくなり。反対に、若いころは「え?」と思っていたような、若干、派手じゃないですか? という組み合わせが収まりがよくて。
着てもせいぜい、数年、という洋服だと絶対に気付かない、「着る人の変化」が着物は浮き彫りになるということを目の当たりにしてしまいました。
着物と帯のコーディネート問題ならば、組み合わせを考えれば済むことですが。ヘアスタイルにも、思い悩んでおりました。アップスタイルがフネさんを彷彿とさせる。
これは、いただけない。
要するに、まとめ髪が老けてみえるわけですね。アップにすると、はえ際にチラッと白い毛髪がキラりと光ったりすると最悪。
ということで、髪を切ってみました。
『DESIRE』の中森明菜の、前髪がぱっつんじゃない風味に。ちなみに、あのときの明菜ちゃんはウイッグでしたけどね。
これもまた、なんだか、いまひとつしっくりきません……。切りたてで着物バージョンのアレンジ未処理ゆえ、完成度が低いせいでもあるのですが。羽織風のカーディガンを脱いで撮ればよかった……。
そんなこんなで、アラフォーの着物姿をより素敵に楽しめるヘアスタイルを模索することにいたしました!
じつは、生まれて初めて着物を着てで美容院に行きましたが、それほど問題ありませんでした。大きい割烹着みたいなのを貸してくれましたし。
障子がすっかりホリゾントの役割を果たしております。便利ね、障子って。カーテンもいらないし。でも、障子紙を張り替えることにならないかが心配です。障子を張り替えた経験は小学生のころ一度しかなく、まったく覚えてない。
うっかり破ったりしないように、注意深く暮らします。