先日、とある男友達から「貴子さんは、論理的で客観的に物事をみていると思う」という指摘を受けました。曰く、「取り乱しているところが想像できない」とのこと。
確かに。
以前、ある仕事の場で、『自分史上、トップ10に入る動揺レベル』を実感。後日、その現場にいた親しい女性に「あのとき、かなり動揺してた」と打ち明けた時も、「そんな風には見えなかった」と驚かれましたっけ。
私の中には「貴男」がいて、相当な頻度で「貴男」が登場し、いろんなことを判断して、行動しているなあと、自分でも思います。
件の男友達によると、ワタクシのような性質は「男なら冷静沈着だ、って誉められるけど、女性だと冷たい、クールだ、って感じられちゃうから、女性は不利だ」とのこと。
私もまったくもって、不利だと思います。冷静沈着な行動をしても「よくやった」とは言われないし。男性だと誉められるらしい。ぜんぜん、男女雇用機会均等法になってないですね。
「取り乱さない」という性質で生きていると、「取り乱しても仕方がない」ような状況でも、冷静でいることができます。多くの女性からは「そんな風になりたい」と羨望のコメントをいただきますが、女としてはあまり喜ばしい気質じゃないですよ、といつも声を大にしています。
不惑ワクワクに突入して、このところ、さらに「貴男」に異変が。これまでは、若年者枠によって庇護されていたシーンでも、「もう、若年ではない」ことで「アテ」にされるようになってきた。「若い女枠」からの卒業によって、いろいろとメリットがあるのも事実だけど、「若くない上に、じつは中身が男っぽい女」ということを自覚させられることが増えてきたように感じるのです。
それでいいのか、あたし!? と自問自答するも、いきなりのキャラ変更ができるわけもなく。
「とりあえず元気でいよう。カラダが資本だし。健康だったらなんとなかる」
という結論に。
元気でいることって、性別に関係なく、誰にとっても大切なことですものね!
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