ドロジョさまとコンドルのジョー

御用納めが28日、という企業が多いためでしょうか。

師走は毎年、28日までは、なんだかんだと忙殺されます。

「年内に！」

が、各社共通の合言葉と化し、『冷静に考えたら、それは年内じゃなくても大丈夫なのでは？』ということまでも、「年内に！」と言う人がいたりするので、余計に慌ただしいのですが。結局、年明けでも大丈夫だと直感した事柄は、28日に「じゃあ、年明けに」ということになるのも、恒例行事。でも、ドリフのコント並みのお約束ぶりが、ちょっぴり嬉しかったりもして。

そんな28日から一夜明けて、29日になった途端、漂うこの静けさ。

個人的には、今日、インタビューして、原稿書かなくちゃね、というスケジュールだったりもするのですが。「年内に！　年内に！」という、焦りムードから解放され、気分的にはかなりラクです。

インターネットの向こう側から、慌ただしいムードが漂っていた昨日、「なんか、喉がイガイガする」ことに気付き、イガイガが風邪に進行する前にと、アクエリアスのビタミンガードを買いに、サークルＫサンクスに。（これを飲むとイガイガが収まり、風邪もひかないという、個人的な民間療法です）

すると、「タツノコフェア」なるものが開催中。

で、ナント、私が欲しかったアクエリアスに、『ガッチャマン』と『ヤッターマン』のフィギアのおまけが！！

ドロンジョさまと、コンドルのジョーをゲット。

幼稚園生の頃から、コンドルのジョーが、好きでした。

影があって、「科学忍者隊」のくせに、隊員としての協調性のかけらもなく。スポーツカーを乗り回し、ひとりでどこかに行ってしまうジョー。

アニメ上の設定では、なんと18歳。ギリギリ運転できる年齢ですが、今、考えても18歳にしては、言動が老け過ぎよ！

幼稚園のお友達の中では、そんなジョーは圧倒的に人気がなく、女の子のお友達に至っては「ジョーは自分勝手だから嫌い」とまで断言する子がいましたっけ。

不惑になった今、その男性観は、ある意味、正しいと思う。ジョーみたいな男は、夫向きではありませんものね。

「でもね、ジョーは協調性はないけれど、科学忍者隊がピンチに陥った時は、絶対に駆け付けてくれるのよ！　そういう男は信用できると思うよ！」

幼稚園の頃の私には、こういう説明するだけの語彙がなかった。けれど、なんとなく、漠然と「ジョーは信用できる」と感じていたのでした。なので、大鷲のケンではなく、真っ先にジョーをゲットしたのでした。

ドロンジョさまは、たまに「似てる」と言われるので、なんとなく親しみを覚えていたので、選びました。