大晦日ですね。
今年は、本当にいろいろと大変な一年でしたね。わたくしも、こうして、年の瀬を迎えることができるのは、本当にありがたいことなのだと、シミジミしております。
個人的には、今年、不惑になりました。
子供の頃、40歳と聞くと、それはそれは、ものすごい大人だと思っておりましたが、自分がなってみると案外、そうでもないものですよね。
まあ、40歳になって「エイジングケア系の化粧品がすごく、よく効く」とか「温泉のありがたみを実感」とか「お風呂に長く浸かっていられるようになった」とか、そういう肉体面の変化に多々、気付かされました。
着物の趣向や寸法は変わらないけれど、「似合うもの」が変わってきました。着たときの印象がしっくりくるようになったのは、単に、「年季が入ってきた」のではなく、体つきの変化によるものなのだ、とも思います。
「女は40歳から!」
みたいな、雑誌の見出しを、それまでは、単なるポジティブシンキングなのだと思っていましたが……。40歳からは、それまでとは違う世界を体感できる年齢であることを知って納得したりもしました。
肉体面の変化。はっきり言えば、衰えの兆候を実感しているわけですが、だからといって「若いころに戻りたいか?」と問われれば、「いいえ」と即答できます。
新たに見えてきた世界を、満喫したいと心の底から思うのです。
なので、来年もまた、頑張っていこー! と思っている次第です。
みなさま。
今年もご愛読いただき、ありがとうございました。
来年も何卒、よろしくお願い申し上げます。
よいお年をお迎えくださいませ!
栗原貴子