先日、徹夜しました。仕事で。
これは徹夜確定だね、という状況になったとき。
頭の片隅にちらりと『今の私に徹夜ができるのだろうか?』と不安がよぎりました。しかし、よくよく、考えてみると若いころから徹夜が苦手だった。お昼寝して備えておかないと、夜遊びができない娘っ子でした。
なので、今更、不安がることもないのですが、『まあ、ヨーロッパに行くと思えば、徹夜なんか平気でしょう。飛行機に乗ってない分、楽勝よ』と、根拠のよく分からない説を持ち出して自分に言い聞かました。
で、徹夜しました。
飛行機にただ、ボーっと乗っていればいいのではなく、仕事をしながらの徹夜です。はい。
途中で、私に3時間ほどの待機時間が発生するというお電話が入る。
お仕事相手の、心優しき青年が、そういうお気づかいをしてくれるんです(涙)。少しでも休んでください、というお心遣いが心にしみます。
仮眠すべきか、起きているべきか。悩んだけれど、とりあえず『休息を取ろう』と、シャワーを浴びて、ベッドに横たわりながらテレビを見る。『結婚できない男』の再放送を録画していて良かったと、自分をほめる。パグちゃんが出てくるじゃない? あのドラマ。「KEN」という役名の、こつぶちゃんというパグちゃん。あの子がめちゃくちゃ、かわいい。阿部寛も面白いけれど、こつぶちゃんが観たくて。
パグに癒され、うつらうつらしていた午前3時すぎ。お電話で起床。お仕事再開。
こんなとき、カフェインの目覚まし効果がまったく効かない自分がうらめしい。トイレが近くなるくらいで、ちっとも目が覚めないじゃない!
で、しょっちゅうトイレに行っていたらすっかり目が覚めました。トイレに行く、という動作によって間接的に覚醒されました。
『目覚ましテレビ』が終わるころに、わたくしの業務がすべて終了。
携帯を握りしめながら、ベッドに入る。幸い、携帯が鳴ることもなく、昼前まで寝て、午後から仕事再開。と、思いきや……。
『あれ? この感じ。なんか、時差ぼけっぽい?』
自分の家に居続けているのに、時差ぼけみたいな症状が表れたのでした。
うれしくないカタチで海外旅行に行った気分を満喫。
午後3時に、睡魔が襲ってくる。あらがえずに寝てしまう。夕方、目覚めてまた仕事。今度は夜が眠れない。すっかり悪循環です。