先日、書いた「お留守番をした日のマドちゃん」のそのあとの出来事です。
お留守番させたことに気分を害したマドちゃんですが、わたくしのご機嫌取りによって、一度は機嫌を直したマドちゃん。ところが、その夜のわたくしは、どうしてもすぐにやらなければいけない仕事がありました。
速攻で終わらせて、お風呂に入り、就寝しようとしたのが午前1時ごろ。
「マド~、寝るよ~」と言っても、いつもなら「みゃー」とお返事してくれるマドちゃんの声が聞こえません。
「マドちゃーん、どこにいるの?」
わたくしのベッドの下で、日光東照宮の眠り猫のようなポーズでネガティブなオ―ラを漂わせながらうずくまっておりました。
「なんでそんなところにいるの? 出ておいで」
と言っても、「ツーン」とそっぽを向く。
たぶん、マドちゃんのご機嫌が直ったのをよいことに、私が仕事をしたりお風呂に入ったりしていたことが気に入らなかったのでしょう。
「ほら、出ておいでよ~」
引きずり出して、ネズミさんを目の前で振ってみると「ちらっ」と横目で見る、マドちゃん。
「ほら、ネズミさんだよ?」
ポーンと投げたら、ジャンプして両手でキャッチ!して私の前に、ネズミをポンと置くのです。
「あ、もっと投げろってこと?」
「みゃ」
投げてキャッチを繰り返すこと30分。
時刻はもう午前2時近く。
「あのさ、私、明日早いんですけど……」
なんてことが通用するはずもなく。
「もう寝るね」と言って寝ることにしたのですが、マドちゃん、目が、すわってるよっ!夜なのに、目つきが怖いよっ。しかし、私には明日があるのだ! と就寝。
朝、私の目ざましが鳴っると同時に枕元に来て「ちゅっ❤」としてくれたマドちゃんなのでした。
マドちゃんのツンデレぶり、さすがです……。