梅雨が明けた途端に猛暑でビックリな日曜日。
七夕の今宵。織姫と彦星は無事に会うことができるかしら?さて。先月の名古屋三越でのトークイベントでお話しした、浴衣の着こなしについて、
文章でご説明できることを書きますね。
街ゆく人々の浴衣姿を眺めていて、気になりますのが「姿勢」です。
洋服だとさほど目立たないのですが、浴衣姿だと姿勢の善し悪しがすごーく分かっちゃう。
どんなに素敵に着ていても、姿勢が悪いと一発で台無しなのです。
背筋もまっすぐ。
そして、両足の膝と膝もくっつけております。
この状態をキープすることが大切なのです。
しかし、やってみると意外と「つ、つらい…」とおっしゃる方が多いもの。
つらいと感じる理由は。姿勢が悪かったり、骨盤が歪んでいたりする証でもあるのですね。
キレイに浴衣を着るためには、そのあたりは「がんばりましょう」ということなのですが……。
かねがね、姿勢の悪い人が増えたとか、言われてきましたが。最近ではスマホを操作するときに首が前に出ちゃうため、より姿勢が悪くなりやすいのだといいます。
なので、浴衣を着たらキレイに見える姿勢を意識してみてくださいね!
さて。お手持ちの浴衣や帯、ちょっとイメチェンしたいな、というときには。
買い足しアイテムに帯締め、帯留を選ばれるのもよいですね!!
司会を担当していただいた、三越の記野さんのこの日の浴衣は、同系色ですっきりとまとめたコーディネート。
そういうときは。
こんな風に、同系色の濃淡で帯締め、帯留をアクセントにするとすっきりまとまります。
また、メリハリのあるコーディネートをしたいな、そんなときには。
濃い色の帯を選び、はっきりと目立つ色の帯留を選ぶのがおススメ。
このとき、帯締めは浴衣の文様の色に近い色調を選ぶことで、帯、浴衣、帯留の色の濃淡をまとまりのある印象にみせてくれます。
こうした色の組み合わせマジックを楽しめるのも、浴衣、帯、帯締、帯留の楽しみのひとつです。
浴衣のコーディネートの醍醐味は、「ややこしい」と思われがちな和装のルールに縛られずに、自由にいろいろなアレンジを楽しめるところです。
いよいよ、夏本番!
今年はどんな風に浴衣を楽しもうかと考えるのが楽しい季節になりました♪