半年ぶりの更新になります。お久しぶりです。すっかりご無沙汰してしまいました!
この1週間ほどで、大きな心境の変化がありまして。
昨日、ブログを再開しようと決意した次第です。
とはいっても、この沈黙の半年間、どんよりした日々を過ごしていたわけではなく。
強いていうならば、「迷走」していたとでもいいましょうか。
私のフリーランス歴も、もう17年になります。
過去はあっという間に過ぎ去っていきましたが、これから先、一体何をどうしたいのか?
みたいなことをツラツラ考えながら、日々を過ごしておりました。
そもそも、どうやってライターになったのか。
フリーランスとして独立したきっかけは?
よく、そのような質問をされますが、あらためてじっくりと振り返ってみました。
というのも、わたくし、この1週間ほど風邪をひいて会話ができなかったのです。
ガラガラ声を「変な声だわ」と楽しんでいたら、あっという間に、声が出なくなりました。
声が復活すると同時に、咳が悪化してまともに喋れない状態に。
就寝中に何度も咳き込んで目が覚め、睡眠不足で体力を消耗するという負のスパイラル。
そんなこんなでしたので、本を読むとか、声を必要としない過ごし方しかできませんでした。
そうやってじっくりと振り返ったり、考えたりしつつ咳止めを服用し、
80%くらい回復した今、ようやく、考えがまとまってきました。
ちなみに、これが、私のライターデビューからの簡単な流れです。
会社員時代に、「文章を書く仕事がしたいな。たとえば、本を書くとかいいなあ」と思う。
とはいえ、どうしたらそういう仕事に就けるのかわからず、
「とりあえず、投稿とか公募に応募してみよう」と決める。
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すると、帰り道の中吊り広告で雑誌の告知を発見。
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「読者を旅行にご招待」企画に800文字の作文を書いて応募。
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めでたく当選。旅行に行く。
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旅先で編集長に「文章うまいね」と褒められたので、
調子に乗って「書く仕事がしたいんです」とアピールする。
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編集者の人に話を通してくれ、
会社員をしながらライター修業をさせてもらえることに。
1年半、二足のわらじ生活を送る。
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フリーになりたい、と思い始めた頃、勤め先でリストラに遭う。
その勤め先の社長は、なんと、実父。
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親切な編集者の方が「お父さんにリストラされた、かわいそうな子」と
各方面に紹介してくださったおかげで、同情があつまり仕事を得る。
怪我の功名、の意味を知る。
ものすごい、ざっくりと書きましたが、
これが、私のライターデビューのいきさつでした。
フリーランスになった1年半後には、初の著作を出版。
そう、私はわずか3年で、願望を実現したのです。
ちなみに、この当時、ナポレオン・ヒルなどの本は、まったく、読んでいませんでした。
ただ、本能のままに行動していました。
ところが、です。
あれから10数年経った今、当時の現実化の力が鈍っていることに気付きました。
加齢現象、というわけではないと思います。
たとえば、簡単なことは今でもあっさり現実化できるのです。
ネットをみつつ「沖縄、行きたいな」と思ったら、
次の日に、沖縄出張のお仕事が舞い込みました。
その翌年、またネットをみながら「沖縄いいな~」と思ったら、
再び、沖縄出張のお仕事をいただきました。
しかも、前回と同じ編集者の方からです。
先日は「白い染め帯が欲しいな」とちらっと思ったら、
その3日後、母が知人から譲り受けてきてくれました。
もちろん、母は私がそんなことを考えたことは、ちっとも知りません。
なので、
「知恵がついて、思考がややこしくなっているために、
現実化力を十分に発揮しきれていない状態」になっているのだと思うのです。
思えば、あの頃の私は、書く仕事やこの業界に関して、ものすごく無知でした。
そこで。
20代後半のあの頃の感覚を今、再び思い出して、
再チャレンジしようと思い立ったのです!
再チャレンジしつつ、現実化力が衰えた理由を考察・分析し、ブログに記録いたします。
目標は、この記録の書籍化&作家としての再々デビュー。
思えば私が20代後半の時代には、ブログやSNSというツールはなかったので、
少々、勝手が異なりますが、
私はすでに現役のフリーランスライターとして活動していますので、
スタート地点では当時よりも一歩も二歩も進んだ状態にいるわけです。
なにとぞ、お付き合いいただけましたら、幸いに存じます♪