こんばんは。栗原貴子です。
今日は観測史上、5月としては最高の気温だったと
先ほど、ニュースで観ましたが。
今日は本当に暑かったです。
「5月は袷の季節よね」
と、着物の衣替えにしばられるよりも
体感温度で選びましょうよ、ということを
かねてより申しております、ワタクシですが。
この10年を振り返ると、その思いは年々、強くなります。
首都圏で暮らす人は、「駅まで15分」なんてザラであり、
「15分」「20分」と歩き続けることは日常ですが、
この徒歩時間がもっとも、暑さとの戦いとなります。
速く歩いて冷房のある場所へ! と気持ちがせいても、
着物の時はそんなに早くは歩けませんものね。
それに、見た目的にも暑苦しいよね、という問題もあります。
今日、ランチにお出かけした先で、
着物男子がお店に入っていらしたのですね。珍しく。
ただ、この暑さでございますでしょ。
顔面、汗、ダラダラでね。
このわたしですら、『そんな暑苦しい様子になっちゃうのなら、
アロハシャツでも着た方がよろしくなくて?』って
ふと思ってしまったのですよ。
そんな自分にビックリでーす。
夏の着物は、「観ている人には涼やかに見えること」が大事なのだけど、
ひーひーと汗をかきながら、
ご登場されるくらいなら、いっそのこと、着物を着るのは
諦めたほうがいい、と強く思ったのでした。
着物を着るときは、洋服の時よりも時間に余裕を持って行動し、
歩くスピードも控えめにすることが大切でございますね。
もう、あかん! と思ったら
速やかにタクシー!
熱中症で倒れる→救急車で運ばれる コースになっちゃうと、
入院は避けられないと救急救命のドクターがおっしゃっていたので、
タクシー代の支出のほうが、よっぽどお得でございます。
女性はバストの下で腰紐や伊達締めを締めるので、
そんなに顔面に汗をかかないのですが、
(体の構造上、そうなっているらしいです)
殿方はちょっとお気の毒ですね。
なのでね。
「6月は単衣ね」ではありますが、
暑ければ夏物、浴衣でよいと思いますよ~。