こんにちは。栗原貴子です。
前回の記事「これが今どきの結婚観!?」の続きです。
コスパで結婚を判断するという、ドライな発想に「へええええ」と驚いた次第ですが、
コストパフォーマンスとは「費用対効果」という意味。
つまり、「このお値段で、このクオリティは素晴らしい!」とか、
「値段の割にはたいしたことないね」とか、そういう価値観のことです。
結婚はコスパが悪い、というのは
「お金がかかるわりには、手に入れられるメリットがたいしたことない」
と思っている、ということになります。
この「手に入れられるメリット」、結婚の場合は物質的なものではなく、
「愛」とか「安らぎ」とか、そういう感情面である場合がほとんどですから、
目に見える形で効果が測定できるものではないのです。
だから、そもそもコスパという言葉で表現できるものではないのですね。
金銭面でいえば、結婚はどのような生活形態をとるか、で経済状況は変わります。
共稼ぎなのか、専業主婦なのか。
共稼ぎなら世帯収入は一気にアップするし。
子供の有無、人数でも変わってくる。
どういう生活形態を送るか、は自分で決めることができるわけです。
で、
「コスパ」でいうなら、女性が「理想の男性」としてお相手の年収を掲げるでしょ?
あれね。
私が知りうる限りの、高収入の男性達に言わせると、非常に評判が悪い。
値踏みされているようだ、とか、しょせんはATM扱いかよ!?みたいな、
そんな気分になっちゃうみたいです。
そして、高収入な人って「この収入を持続させるために」
多大な努力をし続けなくてはならないので、
「当たり前」みたいな態度されるとムッとくるらしい。
そういうこと、男性は日々、感じているから
「結婚してATM扱いされた日にはコスパ悪いだろ」
って思うのではないでしょうか。
ただね。
女性が高収入を望む、って言い方をするのも
本能的なものだと思うのです。
だって、男性は女性よりも自分の収入が低かったと分かると、へそ曲げたりするでしょ。
へそ曲げられたくないから、このぐらいの収入の男性を希望、って感じている女性も多いはず。
そう考えるとね。
男と女はもっと膝つき合わせて話し合おうよ、って思うのです。
そしてね。
今の時代の結婚は、愛情がとても大切なものになってきていて、
「恋愛と結婚は別物」みたいなことを言っていられないんじゃないか、って思うのです。