こんばんは。栗原貴子です。
東京はこのところ梅雨空でございますが、
梅雨があけたら、浴衣が楽しい季節の到来ですね!
今宵は、浴衣を恋愛シーンで効果的に着こなす方法を考えます。
意中の彼をドキッとさせたい!
彼氏に「惚れ直した」「色っぽいね」と言ってもらいたい!
そんなとき、浴衣は効果絶大ですが、「しくじる」と幻滅材料になりかねません。
本日の<前編>では、先に「しくじるケース」を見ていきたいと思います。
①残念な浴衣をチョイスしてしまう
わたしはつい最近まで知らなかったのですが、
今、「2部式になっていて、おはしょりもあらかじめ作ってある浴衣」
というものが存在するそうですが……。
大人の女性は選んではいけません。
それでもいいじゃん、可愛いよ、と言い切れるのは10代まで。
説明が難しいので結論だけ申しますと。
そういう形状だと、絶対、着崩れます。
②着付けがいまひとつ
着付けの手順は分かっているけど、場数を踏んでいないという人は、
毎晩でも自主練習を重ね、本番までにこなれましょう。
さもなくば、
プロに着付けを頼みましょう。
③作り帯丸出しの作り帯
昨今、おリボン部分と同体にまく部分が別になっている作り帯、付け帯び
というモノが存在します。
しかし、どう見ても偽物感丸出しのモノもあります。
また、着ている最中にずり上がったり、斜めになっちゃったりという
アクシデントも起きます。
くれぐれも、気をつけてください。
④姿勢が悪い
このブログでも、お小言ババアのごとく何度も言っておりますが、
姿勢の悪さは、浴衣において致命的です。
姿見の前ではちゃんとしていても、気を抜くと
ネアンデルタール人みたいになっている可能性があります。
ナルシストになって、
ショーウインドーなどでこまめに自分の姿勢をチェックしてください。
⑤鼻緒ズレする
下駄に慣れていないと、歩くときに必要以上に力んでしまうため、
また、サイズが合っていなかったりすると、
鼻緒ズレして、超痛いです。
下駄は、本番前に「ちょっとコンビニへ」というときなどに履くようにして、
足に慣らしておきましょう。
万が一のときのための絆創膏は必携ですが、
足が痛くて不機嫌になる、なんてことのないように気をつけましょう。
「浴衣なんか着てこいって言ってないだろ?
自分で勝手に着てきたくせに、不機嫌になるなよ」
と花火大会で彼氏に叱られている女子を目撃したことがあるのですが、
彼が正しいと思います。
⑥着崩れている
浴衣は立ったり、座ったり、
トイレに行ったりという動作で少しずつ着崩れます。
なので、そうした動作の後にこまめに直すことが大切なのです。
とくに、胸元がはだけているのは
ドキッを通り越して、ハラハラしますので注意してください。
⑦お酒を飲み過ぎない、食べ過ぎない
お酒の回り方が、洋装のときとは違います。
普段の酒量の7割ぐらいに留めましょう。
食事の分量も、いつもより「入らない」と思っていたほうが安心です。
⑧遅刻しない
浴衣の時は、洋服のときのようにスタスタとは歩けません。
また、洋服のときより暑いので、息が上がります。
徒歩の時間は、普段の倍かかると思って行動しましょう。
明日の<後編>では、浴衣を効果絶大に着こなす方法をお伝えします!