この写真をみて、我ながらあまりにも貧乳すぎてビックリしました。そう、ワタクシ、今回の旅では一切、補正をせずに楽に着物を着ていたのです。
貧乳ぶりを反省し、松岡修造さんのイベントの際には、胸元を補正しました。
お世話になっている銀座の呉服店、『ゑり善』さんから展示会のお知らせをいただいておりましたのに。京都行きの日程と重なってしまい、断念。その代わり、といってはなんですが、京都の本店に顔を出させていただきました。京都の本店の方にも、東京での仕事でお世話になっていたので、そのお礼を兼ねてだったのですが…。素敵な反物がたくさんあって、冷静さを失いそうになりました。
冷静さを取り戻しつつ、八坂神社につくと、空がこんなにキレイな色に染まっておりました。
空に見とれることしばし。
それにしても、神社仏閣を草履で歩くのは大変です。ふんばりが必要です。着物で過ごしていた時代の人たちのころは、道路も舗装などされておりませんでしたから、毎日の生活がストレッチやスクワットの役割をはたしていたのでしょうね。平成の世を生きる我々の足腰は相当に弱っていること間違いなしです。
歩き疲れたので、祇園のカフェでひとやすみ。
また、食べてます。ぜんざいです。おもちが抹茶風味。
美味しくて感激のあまり、髪の毛が妖怪アンテナに……。
この旅の4日間、着物で過ごしたわけですが、そんなに大変なことではありませんでした。ホテルの寝巻も浴衣でしたので、ものの見事に徹底的な和装ライフでした。
そんな和装ライフを経験して、着物が大変、合理的な衣類であることをあらためて実感しました。きちんと畳んで荷造りすればシワにもならないし。洋服での3泊4日よりも、荷物もコンパクトでした。そして、この旅では、ふろしきが大活躍しまして、日本人ってすごく賢い民族なんだな、と気付かされました。
噂のMKタクシーには、一度しか乗れませんでした。でも、ちゃんと1割引きになりました。