残暑と着物 その②

敬老の日のイメージと今日の気温がまったくリンクせず、

『はて、なんで三連休なのだ？』と考え込んでしまいました。

残暑というよりも、気温や太陽の肌触りとか、空気の感じがまるでグアムのようです。

暑さと忙しさで、先週、書いた祖母の着物のお直し、まだ、取りに行っていません。

本当は、今週、写真付きでご紹介しようと思っていたのですが、

正直なところ、「取ってきても、どうせ着られないし」という思いもあって。つい億劫に。

着物の衣替えも、「9月いっぱいは夏物でもOk」に改めないと、着物離れが進みそうです。

もともと、私は着物を着なくてはいけない習い事などをしているわけでもなく、

趣味で着物を着ているものですから、「着物で出かけなくてはならない」シーンが

ものすごく少ないのです。よって、衣替えと気温のミスマッチという現実に

あっさりと負けてしまうのです。暑いから。

趣味は苦しんででも頑張るものではないですからね。

とはいえ。

街を歩いていると、もうすでにきちんと単衣を着ているおば様がいるんですね。

真っ赤な顔して、顔中を汗まみれにしてフーフー歩いていらっしゃる。

ああいうのを見ると、

『そんなに苦しそうに着物を着るなっ。着物のイメージダウンじゃないか』

と、反論したくなる一方で、

『だ、大丈夫ですか？』と体調が気になります。

熱中症で倒れたりしたら、着物が汚れちゃうわっ。

だから、

「もうね、あたしは夏物ですよ。真夏日が続く限りは」

と、ここに宣言します。

天気予報によると、関東地方、今週いっぱい暑いらしい。

今週いっぱいって、9月のほとんどが真夏日、ということですね。

地球温暖化は深刻なんです。だからこそ、クールビズです。

「あら？　９月なのに夏物？」といわれたら、「クールビズです」と言えばいいのだわっ！

といいつつも。早く単衣、着たいんだよね。本音では。

お下がりとはいえ、新しい着物が２枚も増えたことだし。

来週こそ、お披露目できますように!!