先日、お伝えいたしました「恋のバイヤープロジェクト」ですが、ただいま、準備を進めております。初回イベントの概要について、3月上旬にお知らせする予定です。
詳細発表に先駆けて、「恋のお作法」について考えてみたいと思います。
そもそも、あなたはなぜ、恋をしたいのですか?
結婚したいから? それとも、恋人がいない毎日は寂しいから? お年頃なのに、恋人がいないなんてどうかと思うから?
気持ちは分かります。が、それって、間違っているのではないかと思うのです。
恋をしたい理由って、本来ならば「好きな人と一緒にいたい」というものじゃないでしょうか?
好きだから一緒にいたい。だからデートをする。でも、一緒にいられればデートなんてどこでもいいんですよね、本当は。ただ、思い出を作りたいから、行きたい場所がある。ステキな体験を共有したいから、一緒に行きたい場所がある、のだと思うんです。
そう。好きな人とステキな体験を共有したい。
だから、恋をしたいのです。
でも、現実はちょっと違うように考えている人も、意外と多いように思うのです。
「○○に連れて行ってくれた」、「△△をプレゼントしてくれた」
そういう行為が恋人の「愛」を測る物差しであるかのような言葉を言う人が少なくありません。
でも、それって。恋のお作法としては、「失礼にあたる」発言なのではないでしょうか?
好きな人が、かねてから「欲しがっていた」ものをプレゼントしたい。だから、今、何を欲しいと思っているのか、聞き逃さないようにしよう…。そんな風に思えること。それが、「恋」なのだと思います。
「シングルでいるのは格好悪いから」
そういう風に思っている限り、恋はできないと思います。
だから、「恋のバイヤープロジェクト」は「お見合いパーティ」ではありません。
「この中なら強いて言えば3番」と、無理やり意中の人を決めなくてもいい集まりです。
カップルが成立しやすくするための「告白タイム」などの仕掛けの用意もありません。
連絡先を仲介したり、なんてこともしません。
あくまでも、文化祭前夜です。
文化祭前夜に「ドキッ」としたら?「この人と後夜祭(ああ、なんて懐かしいフレーズなのでしょう!)で一緒にキャンプファイヤー見たい」というモチベーションで文化祭の期間を過ごしますよね? その「文化祭前夜」の「ドキッ」を体験できたらいいな、という集まりなのです。
そういうコンセプトで進めてゆきますので、どうか、ご理解のほど、お願いいたします。