先日、awaiさん(http://www.awai.jp/)で購入したお草履です。
軽くて履き心地も抜群です。鼻緒は博多織。カジュアルに着物を着たいときにピッタリです。試し履きをして、「これ、ヤバい!」と女子高生のような発言をしてしまったほどの履きやすさ。
外出着として、日常的に着物を着ていると、「履物はどうしよう?」という問題に遭遇します。「履き心地がよくて、見た目もよくて、それでいて気軽に履けるお値段のものは?」と考えると、選択肢が意外と少ないことに気付くのです…。
着物をさりげなく着るには、足元がポイントとなります。エナメルの草履を履くと、「かしこまった」印象になるし、下駄を履くと「カジュアル」になります。ただ、下駄は木製ですから、足の裏が当る部分が固く、クッション製の高い中敷の靴を愛用している人には、ちょっと辛いものです。慣れてしまえばいいのですが、慣れるまでは腰が痛くなったりして、密かに苦労したものです。
しかし、草履や下駄は重心バランスを整える、という素敵な機能を持った履物でもあります。第一指(親指)と第二指(人差し指)の間の”ツボ”を挟む、ことで足の裏にまんべんなく重心をかけられるのです。(Will でカラダのバランスをチェックしたところ、ワタクシ、大変、いいバランスでした!これも、着物のおかげです)
着こなしのバランス、そして、カラダのバランスを左右する履物。「オシャレは足元から」というのは洋の東西を問わず通じること、なのですね。
今週も「うそつき+単衣」の着こなしで気温的にちょうどいい感じでした。単衣のあまりの活躍ぶりに、袷の着物を洗い張りするときには、単衣に仕立て直そうか? とすら思う今日この頃です。
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