原稿書きの合間に、ネットで心理テストをやって現実逃避。「あなたの恋愛精神年齢レベルは?」なるテストをした結果…。結果は「思春期レベル」。
思春期の子供がいてもおかしくない年齢なのに、思春期レベルとは! と、自分に突っ込む日曜日の午後。(そして、そんなことをして遊んでいたなんて、原稿を待っているクライアントが知ったら気分を害されること間違いなし)
思春期って、中学生ぐらいですよね? 中2、14歳のときからの親友がいるのですが、彼女と先日、会ったときに「そういえば、私たちが14歳の頃、私たちのお母さんって、今の私たちと同じ年だったんだよね~」とシミジミ言われ、唖然・愕然としたのでした。その直前まで、親友としていた話は恋バナ。(親友は一児の母の主婦ですが、主婦業界も恋バナ、いろいろあるのですね。ビックリよ)
私が14歳のときに、オカンが恋バナしていたのかどうか、定かではありません。ですが、オカンの身辺にアラフォーの独身女性はいなかったので、多分、してないだろうな、恋バナ。万が一、恋バナをしていたとしたら。娘目線で考えると、思春期真っ只中、オカンが恋バナしていると知ったら思いっきり嫌だなあ、と思ったのでした。
自分自身の恋愛観が思春期の域を脱していないことに、複雑な心境になったのです。というのは、私はかねがね、女同士の集まりなどで恋愛観を発表すると、みなさんとズレていることは多々あるのですが、「大人だよね」と評されるのです。どうなの? この矛盾と、しばし考察にふけってしまいました。
そして、「成長が止まっているのではなく、成長した結果、思春期レベルに立ち返った」のだという結論に達したのでした。名づけて、「思春期がえり」。
携帯電話やメールなどない時代。コースターや紙ナプキンに電話番号を書いて交換するという時代から恋愛マーケットにおりますが。年齢と経験を重ねて携帯やメールを手に入れての思春期がえり。ツールを手に入れたものの、絵文字の使い方を若人に教わりながらの、四苦八苦です。
とはいえ、私だって、大人になるにつれて人並みに打算的になり、計算もしながら恋愛をしてきたのです。でも、そういう経験をしてみて「打算や計算のむなしさ」を痛感したのです。そもそも、打算や計算が向いてない。恋愛って「好きか、好きじゃないか」じゃないですか!(心理学的には、女子は好きか好きじゃないか。つまり100%か0%か、という思考なのに対し、男子は70%好きという感情を抱ける生き物なのだそう)
思春期がえりをしつつ。なんだか、人生をやり直しているような感じがとまらない、今日この頃なのでした。
”男は70%好きという感情を抱ける”のではなく、100%あっちもこっちも好きなのです。俗に言われる「名前を付けて保存」ができるのです。中学生時代は苦い思い出しかありません。でも、忘れることなく、メモリのひとつにしっかりと保存されています。
投稿情報: 乙 | 2008/12/16 00:57