定額給付金が支給されました。
支給が決定したときは、「たかだか１２０００円もらって、そのために、一体、どれだけの増税になるのか！」と憤っていたのですが、実際に口座に振り込まれると現金なもので、「さて、何に使おうか」と考えたりして。
着物アイテムを何か買うならば、「１２０００円でしょ？ 少し足したとしても買えるのは、帯締めや帯揚げ、帯留のいずれかよね」、なんて思っていたのですが……。
家の固定電話が壊れました。
なので、電話機を買わなくてはなりません。
着物ならば買うくせに、１６年前に買ったテレビを「だって、映るんだもん」と、いまだに使い続けているワタクシ。ケーブルテレビの導入によって、生意気にも地デジ対応になってしまい、テレビ新調の必要性が、ますます遠くなりました。そう、電化製品を買うのがとても苦手なのです。
ジャパネットのCMを観ると、高田社長の購買意欲を掻き立てる魅惑のヴォイスと「古いテレビを下取ります」というお得情報につられて、「電話したい気分」にはなるのですが、ダイヤルするまでには至らない。全国の消費者を魅了しているという、高田社長の魅力をも凌駕するほどに、家電購入がおっくうなのです。
デザイン性が！とか、機能性が！ とセールスされても、「へえ」で終わり。まったく手ごたえのない客です。
着物や帯だと、「この模様は～」なんて説明されるとウキウキするし、「型」とか「織」の説明をされると、「作業を見たい！」と思うのに。
「夏物の帯揚げ買おうかな？」なんてウキウキしていたというのに、有無を言わさず、電話機購入が決定してガッカリ。
「家電量販店の店員さんは法被を着てるよ！」と自分を盛り上げようとしてもダメです。あれは「和服」に入りません。
電話のほとんどが携帯にかかってくるご時世とはいえ。自営業者ですので、「これを機に、電話はなしで！」とも言っていられませんので、早々に買ってきますが。
ご関係者の皆様へ。
しばらく、固定電話での通話ができません。留守番電話機能も壊れております。お電話は携帯までお願いいたします。FAXは送受信できます。ご不便をおかけいたしますが、復旧まで今しばらく、お待ちくださいませ。
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