今日はかなり暑かったので、単衣で出かけました。暑いな、と感じる季節になると浴衣が気になり始めます。
浴衣は恋に効くアイテムだとかねがね、思っております。
6月に浴衣の『InRed』別冊ムックが発売予定です。ここで、浴衣と恋について書いておりますので、詳しくは、ご覧いただきたいのですが……。
恋は「相手の意外な一面」というのを知ってゆくプロセスが、醍醐味なのだと思います。この意外な一面、ときとして一瞬にして恋がさめるほどの破壊力を持つこともありますが、たいていの場合は、プラスに作用することのほうが多いもの。常時ドジだと失望されますが、「意外とドジ」ならば「可愛いな」とすら思ってもらえます。「意外」が大切なのですね。
浴衣にはこの「意外」がぎっしり詰まっています。
まず、「自分で着られる」ということは最大のプラス査定の「意外」となります。見慣れぬ姿そのものも「意外」ですし、浴衣のちょっとした知識を披露すれば、また、意外。普段、男勝りにバリバリと仕事をしている女性ほど、「女らしさ」とのギャップにグッときてもらいやすいので、「仕事をしすぎではないか」と不安になっているのなら、ぜひ、今年の夏は浴衣を着てほしいな、と思います。
お仕立てあがりではなく、お誂え考えているならば、6月にはオーダーをすませましょうね。お仕立てにひと月ほどかかります。
個人的には、お誂えをお勧めしています。もちろん、お値段は2~3万円ほどアップしますが、着付けのしやすさ、着姿の美しさが違います。
そろそろ、呉服店に浴衣の反物が並び始める時期ですよ。