今日、打ち合わせに出かけました。
鉄道はJRも私鉄も間引き運転を行っていますが、個人的には不便を感じることはありませんでした。とはいえ、私が出掛けたのは日中でしたので、朝、夕の通勤時間帯は運行本数の少なさを実感することと思います。不要な外出は控える、その時間帯に電車を利用しないで済むように、調整できる人は調整する、そんな一人ひとりの工夫が大切だと感じました。
駅のエスカレーターは動いていませんでした。エレベーターは稼働していますので、健康な人が階段を使う状態ですが、「今まで私が使っていたエスカレーターは、便利への甘えに過ぎなかったのだ」と反省。アラフォーがエスカレーターを使っていては、将来的に足腰が弱っても文句は言えませんよね。こういう事態になって、はじめて痛感するとは、情けないですが。
今までの便利な社会は、私たちを体力的にも甘やかしていたなあ、などと思ったりして。
震災から1週間が経ち、ストレスを感じている人たちが増えているように感じます。
計画停電などで、日常生活に支障をきたしていることに加え、進めていた仕事がキャンセルになったり、延期になったりして「これから、どうなるのだろう?」という不安が強まってきているのでしょう。
でも、見えない未来を憂いていてもはじまりません。
今日の先に明日があって、あさってがあって……。
そういう風に、一日一日が積み重なって未来は作られていくのですから。
だから、今日を未来につなげるために生きること。明日を未来につなげるために生きることが大切だと思うのです。
本音を言えば、私も不安はたくさんあります。でも、つとめて、「一日一日を積み重ねて」いくことを意識して、今日を笑って終えるようにしたいと思いながら、この1週間を過ごしてきました。
インターネット上には、計画停電の不公平感や、政府の対応、民放テレビ局の放送内容などへの不満の言葉が溢れています。
みんな、ストレスを感じているのだな、と思います。
何かに文句を言ったり、誰かを悪者にするのはやり場のない感情のはけ口を求めてのことなのでしょう。
被災地のことを思うと、美味しいものを食べることに罪悪感を覚える人もいることでしょう。
でもね。健康でいることは、今、無事でいる私たちの役割だと思うのです。そのためには、食べて眠ることも大切です。
時が来たら、健康な私たちの力が、被災地を立て直すために求められます。それは、寄付といった間接的な方法かも知れませんが、寄付をするためには、収入を得なければなりません。
私たちの住む街に、被災者の方たちが一時的に住まいを移すこともあるでしょう。
仕事を求めて、やってくる人もいることでしょう。
そんなときに、何か出来る人でいたいから。
ストレスをためずに今を過ごしたいと思うのです。
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