こんにちは。栗原貴子です。
さて、前回の続き、「自分の長所の磨き方」です。
まず、「広告的恋愛論」といっておりますが、結局のところ、
すべて「直感」がベースになっています。
広告もね、直感がすべて。直感が大切。
けれど、クライアントのオジサマたちにご説明するときに、
「このコピーは直感で考えちゃった。えへへ」なんてプレゼンしたら、
即、お払い箱になっちゃうから、
直感を論理的にご説明する、というのが習わしになっているのですね。
売り上げ、という実績が上がったキャッチコピー、
ほとんど直感で書いたモノです。お菓子とか食べながら。
ですから、「自分の長所」も直感でピピッと見つけて欲しいのです。
そうして見つけた長所は、これもまたやっぱり直感でピピッと、磨くのがいちばんなのです。
日本人の多くが、短所をカバーすることに労力を費やす傾向があります。
おしりが大きいから、下っ腹が出ているから、とチュニック愛用とか。
しかし、これってかえって短所が目立つと、
辛口のオネエ系の方達が「ダメよ~」っておっしゃってますでしょ?
なのに、どうしても「安心できるから」と短所カバーを選んじゃう。
しかしです。
長所を際立たせる、という方法で短所に注目させない、という
手品的な発想のほうが、よっぽど効果的なのですよ。ほんとは。
けれど、平均点が高い、ということをどうしても望んじゃって、労力を割いてしまうのね。
オンナって。
ところがさ、「色白は七難隠す」なんていうことわざもあるように、
ひとつの美点が、数多の欠点をカバーする、というのは昔から言われ続けてきたこと。
広告も、そうやって商品をよく見せる工夫がされているのですね。
なので、長所を今以上に磨き上げる、というのが
女性がするべき、自分に自信を持つためのレッスンなのです。
もちろん、内面の長所もです!