こんにちは。栗原貴子です。
今日は、私がこれまで見聞して参りました、
女性の定番恋愛お悩み「彼が○○してくれない」を考察いたしますね。
私自身も身に覚えがありますが、どうも女性は
彼に○○してもらう、彼が○○してくれる、といったことで
彼からの愛の分量を量ろうとしてしまいがちです。
そして、いつの間にか
「○○してくれたら、△△してあげる」というような
バーター的な心理状態になってしまうんですね。
バーターって、日本語で言うと交換条件。
恋愛って交換条件でするものじゃないのは、誰もが知っていることだけど、
女性のお悩みをじっくり聞いて分析してみると、
実際のところ、そういう交換条件めいた心理状態に陥ってしまい
ぐるぐる、悶々と悩んでいることが少なくないのです。
私にも身に覚えがあるので分かるのですが、
ぐるぐる、悶々状態に陥ってしまうと、冷静かつ客観的な思考ができなくなるので、
果てしなく、ぐるぐるし続けてしまう。
このバーター的な心理状態、
恋愛関係だけでなく、親子関係や友人関係など
すべての人間関係において当てはまるんだけれど、
「○○してあげるから、△△して!」
「どうして○○してくれないの!」
という状態になっているとき、女性の心はものすごーく渇いています。
ものすごく、お腹が空いているときって、
「なんでもいいから、何か食べたい!」と思うけれど、あれに似ているかも。
お腹がそこまで空いていなければ、
「夕食は何にしようかな~」と余裕の心で食べたいものを考えることができます。
けれど、
お腹ぺこぺこだと、そんな余裕はない。
恋愛で「彼氏が○○してくれない」と悩んでいる時、
それはお腹ぺこぺこ状態と同じなのです。
そしてね、いわゆる「重い」と言われかねない言動に走ってしまう。
女性ならば女友達を思いうかべてみると、
ひとりやふたり、「重めの女」に心当たりがあると思うのだけど、
私が思うに、すべての女性が「重くなったり、軽くなったり」する。
もちろん、体重の話じゃないですよ!?
詳しく書くと長くなっちゃうのでまた次の機会に書きますが、
自分の気持ちの持ちよう次第で、ずしーんと重くもなるし、軽くもなれるのです。
話をバーター的な心理状態に戻すと……。
恋愛にバーター的な感情を持ち込み始めているときは、
愛を実感したくて、たまらないとき、なのですよね。
ものすごく寒い季節に空腹だと、寒くてたまらなくなるけど、
食事をしたら「あれ?さっきほど寒くない」って経験、ありますよね。
食事することで体が熱を生み出すことができるようになるのね、きっと。
愛もそれと同じなのだと思うのです。
自分が愛に満ちあふれている、つまり満腹状態であれば、
心も温かいし、余裕も持てる。
血眼になって、「彼から愛されている証」を探す必要もないから、
ほんわかとしていられる。
結果、必死になってアピールしなくても、愛が与えられるようになる。
と、願ったり叶ったり、になれるわけです。
なーんて、
書いてはみたけれど、「そうなのね!」と一瞬で
気持ちを切り替えられるもんじゃないことは、私の経験からもよく分かるわ~~~。
なので。
バーター的な心理状態になっているときは。
愛に飢えた、素敵な女性とは、ほど遠い私になっている!
と、まず自覚。
この自覚が足りないと、
女性は恋愛関係をぶちこわす自爆行為に突っ走る可能性が高いので、
まず、自覚しましょ~~~!