こんにちは。栗原貴子です。
昨日、『ザ・ペニンシュラ東京』にお仕事で出向く予定がありましたので、
着ていく服に迷いましたが、
ちょっとシックに黒でまとめて、ジャケット羽織って、
コットンパールのアクセサリーをデコラティブに装着しました。
とある、企業様の記者発表とセミナーで訪れたわけですが、
受付で顔なじみの、アラサー働き女子たちに
「今日はシックで素敵ですね」と声をかけられ、
「ペニンシュラだから、おめかし、しました(笑)」などとお返事。
おめかし、と口に出してみて『そういえば、おめかしってもう言わないのかしら?』
なんて思いつつも。
「おめかし」という意識は、とてもいいものだな~と思ったのです。
私が小学生のころ、それはそれは30年以上も昔のことですが、
始業式や終業式の日には、「よそゆきの服」や「きれいなブラウス」を着て臨んだものでした。
晴れとケ、そんな感覚があったのでしょうね。
現代の小学生事情はわかりませんが、
少女のころ、「特別な日はちょっとおめかしする」という意識が
嬉しかったように思います。
そういう経験の名残なのでしょうか。
「仕事でザ・ペニンシュラに行く」というときは、私の中で「晴れの日認定」となっており、
「おめかしの日だわっ」と思うのです。
ジャケット着用を選んだのは、
「クーラーが寒いかも」と思ってのことだったのですが、これが、大正解!!
自分の千里眼ぶりを褒めました。
こういう日は足元はハイヒールですが、
帰り道、自宅の近所の交差点で信号待ちをしていると、
見知らぬ年配のマダムに
「その高さのヒールでキレイに歩かれるのねえ」と話しかけられました。
ちなみに、8㎝ヒールです。
「すっと後ろから拝見していたんですよ。
昔の女優さんみたい。ホントに素敵」と賛辞をいただく。
そして、「私たちの世代はもう、どた靴になっちゃって」とおっしゃる。
私が「ハイヒールは40歳を過ぎてからはき始めたんです」と言うと、
「ええ? もっとお若いかと思ったわ~~~」とマダム。
マダムに褒められまくって私、すっかり嬉しくなりました。
じつは、私がハイヒールを履くようになったのは、
おめかしのほどんとが着物になったことで、
足の筋肉のつきかたが偏ったのを実感したから。
すなわち、太ももが横に広がった。
つまり、太ももが太く見える。
それをなんとかできないものか、と思ったのがきっかけだったのです。
で、いろいろ調べたところ、
履き物によって、脚の筋肉は形成されてしまうというのです。
チカラのかかり方、歩き方が違うからだそうです。
なので、
ハイヒールを取り入れ、さまざまな履き物を日替わりで履くことで、
筋肉をまんべんなく使おうという、ながらエクササイズを
地味に実践してきたのです。
ちなみに、草履は外反母趾の予防になる履き物です。
この3年くらいの私の実感では、
ハイヒール、スニーカー、草履をローテーションすると、
よい感じです。
とくに、ハイヒールで坂を下ると、下腹部に「きいてる!」が実感できます。
履き物の種類によって「正しい歩き方」は異なりますので、
それをちゃんと守ることが、
このながらエクササイズのポイントです!
奇しくも、その日のペニンシュラの記者発表とセミナー内容が、
「筋肉・筋力」がテーマのものでして、
筋肉・筋力についてのレクチャーをたっぷり受けた後に、
帰り道にマダムと筋肉談義をするなんて、興味深い1日でした。
おめかし、は女性にとって何歳になっても
心ときめくテーマであり、
おめかしには、筋肉と筋力が大切。
そんな風に思ったのでした。