先週もまた、原稿ばっかり書いていました。
そんな中、ちょっと気分転換に、着物で外出しました。
この日は東京の気温23度。ずっと単衣の着物を着ていた私ですが、
袷の着物を着ました。今シーズン初の袷です。
江戸小紋風のお洒落着に西陣の袋帯を合わせました。袋帯を締めるのも、柔らかモノの着物を着るのもかなり久しぶり。着やすい紬系ばかり着ていると着付けの腕がなまるものです…。反省!気温的にはたくさん歩かなければ、袷でもまあ、大丈夫でした。とはいえ、今度の日曜日の結婚式に出席するために、もうちょっと練習しないとダメだなあ。
そう。着付けのテクというのは、なまる、というか、どんどん我流になってズレてくるのですね。
自分が着ていてラクな方向に流れるのです。その結果が出来栄えに反映します。
だから、時々、着付けの本を眺めます。我流になってズレているところを確認するのです。
普段着ならば、我流でもいいと思います。
ジーンズをズリ下ろして履く、若い男子がいるように、(しかし、この履き方は外国では違法行
為になったとか?)ファッションは自由ですもの!
でも、礼装として着るときはいけません。そんなわがままなことを言ってはダメです。
今回の私の反省点は多々ありますが、帯が低いですね。ズリ下がっているのかもしれない。
アンダーバストのところで帯揚げを結んでいるのがいけないようです。
アンダーバストに帯の上辺がくるぐらいが、たぶん、ちょうどいいのだと思います。
こうやって写真を見ると、着付けを反省できるのでおススメです。
ですが、反省して修正するときは1箇所ずつにしましょう。
着付けって「連動」しているんです。だから、一箇所直してOKとはなりません。
元を断たなくてはダメなのです。
帯位置が低い、という問題を直すためには、アンダーバストへの補正から
影響してくるのです。
などと書くと、「着付けって面倒くさい」と敬遠されてしまいそうですが、
実演してみれば、そんなに難しいことではないです。
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