出張で大阪に行ってまいりました。朝9:07品川発ののぞみに「乗り遅れてはいけない」と40分前に品川に到着する計算で家を出発。朝の電車は事故などでダイヤ乱れも多いので「余裕を持っておかないと、心配だわ。早く着いたら品川でコーヒーでも飲んでいればいいし」などと思って出発したのですが……。
ダイヤ乱れとかそういうことではなくて。己の引き起こしたアクシデントで思わぬロスタイム。
クレジットカード機能付きのSuicaを紛失しました……。
最寄駅からの乗車のときは「ピッ」とタッチしましたが、降りようとしたら、「ない」
駅員さんに「あの、す、す、スイカがないみたいなんですね」
わが身を襲った不幸を認めたくなくて「みたい」と、人ごとっぽく言ってみたけど、「みたい」じゃありませんでした。
駅員さんに、「私、これから大阪に行くんです」と、冷静に考えたえらこの紛失とまったく関係のないことを口走りながら、遺失物届を提出。駅員さんは、このように冷静さを欠いている人に慣れているのでしょうか。「それは大変ですね」と上手に相手してくれました。
定期じゃないし、Suicaそのものの紛失はさほどダメージはありませんが、問題は、クレジットカード機能がついているということです。
「届け先の電話番号が、分からない!」
半べそになりながら、携帯メールで「SOS!」。品川駅につくと同時に届け先の電話番号のレスがきて、『24』のジャック・バウワーか? というぐらいの早業でカードは無事、停止できたのでした。テロを止めているジャックに比べたら、自分のクレジットカードを止めるなんて、どうでもいい事柄なんですけど。ジャックの大変さと、CTUのオフィスでパソコンを駆使しながらジャックをサポートしているクロエはものすごく重要な人材だ、ということを思い知りました(ちなみに、『24』はシーズン5で挫折しておりますので、クロエネタはもう古いのかも知れません)。
そんなこんなで、すっかりオロオロ・モードになった後遺症をひきずりながら新幹線に乗車。
大阪についての感想は「人が少ない」でした。
東京はいかに人が多いかを思い知ります。大阪がのんびりとした街に感じられるなんて、東京はもはや人の多さや忙しさ、慌ただしさが限界に達しているのではないでしょうか。日本が不況だったり、いろんなことがダメなのは東京が疲弊していることが原因なのではないかと思いました。首都機能を分散させるというアイディアはどこに行ったのでしょう?
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