今日7月19日は、風太が私のところにやってきたアニバーサリーです。
2歳半でやってきた風太も、もう7歳半になりました。
5年前には実家にはバロンとぷーちゃんというおじいちゃんパグがいたのですが、二匹とも天国に行ってしまいました。
バロンが亡くなり、実家にはワンコがいなくなってしまいました。ずっと犬がいたので、実家も寂しいようで、この1年ほど、風太は実家に頻繁にホームステイに行っています。母さんが忙しくなるとお留守番が増えて寂しいようで、寂しくなると、この写真のようなどよーんとした顔になります。先週末、いよいよ、こんな顔になってしまったので、父に車で迎えにきてもらって実家に遊びに行くことに。
バロンがいたころは、『お前、もう帰れよ』と言われていたのか、お正月などに実家に行っても、『おうちに帰ろう』とやたらと帰りたがっていた風太ですが、すっかり天下となった今、むしろ『おうちに帰りたくない』という態度をするようになり、母さん、複雑な心境です。
パグという犬種は「自分を見て、人が笑ってくれるのが嬉しい」という犬です。そのルーツは古く、16世紀ごろ、ヨーロッパの貴族や中国の身分の高い人たちにペットとして飼われていたそうで、職業は「愛玩されること」。愛玩されることに関する才能はピカイチです。
実家の近所のワンコ散歩スポットは総持寺なのですが、お寺で散歩しているワンコたちは功徳を積んでいるのでしょうか。デキた犬が多いです。ワンコの”落し物”を放置したら罰があたるに違いない、というプレッシャーが飼い主のマナーも向上させます。
この3連休、総持寺ではお祭りが開催されていたので風太と祭りを見物に行ってきました。祭りに集っていた、夜更けの渋谷では出会いたくないような風貌のメンズたちは、お得意の道端にしゃがむポーズでフランクフルトをほおばっていましたが、道端にゴミを捨てるような無作法をする者はだれ一人いませんでした。公衆マナーへの関心がもっとも低くそうなタイプの若者たちにもマナーを守らせてしまう、総本山のパワーに恐れ入りました。まるで、野外フェスのように盛り上がる盆踊り会場では『一休さん音頭』が3回に1回はかかり、本物の一休さんたちによるライブのようでした。
人が多いところでは、風太を抱っこしたのですが……。
この5年で私の腕力もかなりのものになったなあ、と実感しました。風太くん、只今、13.3キログラムです。