久しぶりに小千谷縮を着て日本橋へ。
『この暑いのに、着物ですか!?』
行きかう人々の目がっ。そう物語ってるっ。
でも、駅までゆっくり歩いたし。電車に乗ってからは涼しいし。行先はデパートだったし。まあ、平気。
帰路も電車で1本。座れたし、余裕じゃんと思いきや……。
自宅の最寄り駅で、ふと、携帯をチェックしてしまった。
ワタクシのおニューの携帯は、万歩計機能のみならず、温度と湿度もチェックしてくれる。
正直なところ、「余計なお世話機能だ」と思った。
午後2時の気温。38℃。
見なきゃよかった……。
しかし。ひとつの発見がありました。
ここまでとことん暑くなっちゃうと、もう、着物だろうがなんだろうが、「同じ」ですね。
着物のメリットも再確認できた。
全身を覆うので、直射日光は完全ブロック。
脇の下には「身八つ口」があるので、風通し良好。
下半身も、けっこうスースー。パンツスタイルよりもはるかに風通し良好。
帯部分は布の重なりが多いのですが、ここまで暑いと大量発汗による冷え冷え効果が。
なので、意外とオッケー。
じつは、ここ数日、部屋着は浴衣を着ております。というのも、クーラーをつけてPCに向かっておりましたら、肩コリが悪化し、いよいよ、頭痛までしてきたのです。
「長袖着ればいいじゃない」
と、誰もが思う。私も思った。しかし、洋服には「身八つ口」がないので、肩の快適さを追求すると、さすがに暑いんですよ。とくに、原稿を書いているときは二の腕を使うからか、長袖を着ると腕が暑い。しかし、腕を露出すると二の腕のプルプル部分が冷える。
試しに、浴衣を着てみたら。
あら? いい感じ♪
袖が適度にゆったりしているので熱がこもらないんですね。
寝巻も浴衣にしてみたら。あら、寝苦しくないかも?
着物道もだいぶ、長くなってまいりましたが。まだまだ、新発見が多いものですね。
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