重人さん。コメントを、そしてご愛読をありがとうございます。
そうですね。日常の何気ないひとときにも、思わず笑顔になってしまう瞬間がたくさんありますよね。やっぱり、アレ、ナンパなんですかね(苦笑)
ナンパといえば。
私、そんなに、声をかけやすいタイプではないと自認しております。「優しい系」の顔ではないし、どちらかというと、「何か?」と睨まれそう、と思われがちなので、つとめて微笑むようにはしているのです。じつは。
でも、ふと無防備になっているときがあって。そういうときは、たいてい、怖い顔してるもので。車窓に映った己にギクッとすることもしばしばあります。自分ですら、自分のこわもてぶりにビックリするのは、けっこう悲しい。
そんな私、この夏はカーヴィーダンスに明け暮れておりましたが、このところ、陽気もよろしいですし、ウォーキングをしております。近所の、昔、河川だった跡の緑道をせっせと歩いておりましたら。
「あなた、歩くの早いわねえ~」
と、前方からやってきたウォーキング中の60代くらいのご婦人に声をかけられました。
「そうですか?」
反射的に応えると、
「そうよ~。私も、そのくらいのスピードで歩きたいわ。一緒に歩いていい?」
くるりと方向転換して、私と同じ方向に歩きはじめるご婦人。とっても小柄。多分、150センチないくらい。私、163センチありますので、この差は大きい。加えての年齢差。たちまち、おいてけぼりになるご婦人。
「あ~。やっぱりついていけないわ~。お先にどうぞ~」
「失礼しまーす」
先に行く私の背中に、
「またお会いしましょうね~」
と、声をかけてくれるご婦人。
そうそう。私、歩くときも丹田に力を入れておりますです。