こんばんは。栗原貴子です。
この頃、立て続けに「幸せな生き方」について考える出来事が
お仕事を通じてもたらされております。
「幸せ」っていうと、現代を生きる私たちは
ラブラブな恋愛とか結婚とか、出産とか
仕事での成功とか、そういうことが思い浮かぶ。
けれど、
それってなんとなく社会的なイメージで作られた「枠」だよね、
その「枠」を外してみたら、もっと「幸せな生き方」って広がるよね!
ということが、最近の私のお仕事に通じるテーマのよう。
幸せって、その人が「感じる」ことであって、
「枠」におさまることが、幸せだと感じないこともあるのは、
食べ物の好み、みたいなもの。
だから、色んな嗜好がある。
「結婚していなから不幸」とは一概に言えないのは、
結婚していて不幸な状態になっちゃっている人がいることからも、
明らかなのだけど、
どういうわけか「結婚すれば自動的に幸せになれる」というような
イメージ戦略が幅を利かせている。
そう、「結婚=幸せ」はイメージ戦略だし、
「子どもがいる=幸せ」もイメージ戦略。
動物の世界には「育児放棄」ってわりとあって、
数年前に私が拾った仔猫たちも、まさに、母猫が育児放棄したわけだけど、
生き物として、「我が子可愛いと思えない」という個体は存在するのだと思うし、
様々な事情で、可愛いと思えなくなっちゃう、ということもあると思うのです。
いわゆる「いい会社」に勤めているからといって幸せとは限らない。
フリーランスもね、幸せとは限らない。
どんな生き方にも、いい面と悪い面がある。
でも、
いい面を「幸せ」と感じることができるから、「悪い面」を受け入れることができる。
そういうことなんじゃないかな、って思うのです。
だから、「枠」の中にいて「幸せ」と思えないことは全然、ダメじゃないし、
「枠」が絶対、ということでもない。
そういう時代に、今、私たちは生きているのだなあ、と考えながら。
「幸せな生き方」について考える、今日この頃なのでした。